主日のミサ: 10:00 コロナ蔓延防止中ですが 3/20 の主日からミサ・集会祭儀が再開されます。(尚、その後も感染状況により中止になる場合もありますので、ご確認のほど。)
(写真は現在の新聖堂)
ハッカで賑わっていた野付牛市街に1933(昭和8)年、フランシスコ会フルダ管区(ドイツ)の司祭が主任司祭となり、現在地に聖堂を持つ野付牛教会が立ち上がる。
この教会は、1942(昭和17)年に野付牛町が北見市となるのに合わせて教会は「北見教会」と名前を変えた。戦時中は主任司祭(教区司祭)の軍属徴用、教会施設が軍の病院に接収されるなどの困難にあった。戦後は1952(昭和27)年からフランシスコ会オランダ管区の司祭による北見地区宣教の重要な拠点となる。1957(昭和32)年にできた留辺蘂教会が1977(昭和52)年には北見教会に統合されたり、1993(平成5)年には火災で聖堂を焼失し、次の年には新築した聖堂が献堂式を迎える……など北見地区の中心的な教会として諸事に立ち会ってきた北見教会は、全国一のタマネギ生産量に支えられる北見市が北見地方経済の中心地となっている事もあるのか、現在も北見地区で唯一在籍信徒数3ケタの年月を重ねている。
駅前から1000mほど、道路の向こうの北見藤女子高校も近い教会敷地には駐車場が備えられ、車を運転する巡礼者を招いている。