農業が盛んで、1940(昭和15)年には全道の町村に先駆けて都市計画区域の指定を受けて市街が整備され、戦前に阿寒国立公園への観光ルートの起点になった美幌の町に、1949(昭和24)年の秋、北見教会の主任司祭であるフランシスコ会フルダ管区(ドイツ)の司祭が巡回司牧を始めた。間もなくオランダ管区の司祭に引き継がれた後も月1回の巡回ミサが続けられ、1959(昭和34)年9月、初代の教会施設が献堂式を迎えた。1974(昭和49)年には「北見教会の巡回教会」の格付になったが、司祭館には担当司祭だけではなく、幼稚園職員、カテキスタも入居し、1985(昭和60)年に新築された教会施設にも司祭居住スペースが付けられている。
駅前から1200mほどの所にある教会・幼稚園敷地の裏に駐車できるので、車を運転する巡礼者も寄りやすくなっている。
☆ 歴代の主任司祭
初代 へルメス・ファン・フリート師 1958-1963年
2 代 ヴァレリコ・オストウルム師 1963-1970年(以後巡回担当司祭となる)
巡回担当司祭
ムルダー・スタニスラオ師 1970-1972年
アルノー・ヴィッセルス師 1972-1974年
ルカ・ホルスティンク師 1974-1981年
川上 剛師 1981-1984年
沿革